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塾での学習の流れ(中学生編)
自立学習は、最初からはできません。
自立学習ができるようになるために、まずは学習するための手順を指導します。はじめは管理しながら、そしていつかは巣立っていけるように。
①開始10分前目安に入室
狭い塾なので、あまり早く来てしまうと入れ替えの時間が足りずに立って待っていないといけないことが発生します。
→早めにきて漫画を読めるスペースを少しだけ用意しました。
②必要な学習道具を机に出し、前準備スタート。
宿題があれば、宿題提出ボックスに提出。なければ前回記入の学習記録ノートを確認し、なにをするかを再度自分でチェックします。
やる内容に変更があれば報告をします。
③学習開始
振り返りノートに記入された「次回やる予定のこと」に沿って学習を開始します。前回の時点で塾長がチェックし、「これをやるべきではなくこれを先にやろう」など優先順位の確認や「これ2時間でやるには多すぎる・少なすぎる」などの量の確認を行い、訂正があれば空欄にメモが入っています。なければ各自の予定通りの学習を進めます。
気になるところ、覚えにくいところ、間違えやすいところはミニノートに書き込み、溜めていきます。これが受験時の財産になります。
※画像は実際の生徒のノート
終了五分前くらいを目安にきりがいいところで終了。きりが悪くても今やっている問題が終わったら終了、答え合わせまで。そして今日の振り返りをしながら、次回やることを各自決めていきます。
⑤当日学習内容のフィードバック
帰る前に、振り返りノートを塾長に見せます。
ここで学んだことが身に付いたかの最終チェック、次回やることの指示をします。
もちろん机間巡視は行っていますが、ここで誤学習、または勉強をしているフリをしていないかの最終チェックを行います。
こちらから生徒に質問をすることもあります。これに答えられないときはその日の勉強内容に問題があると判断し、勉強方法についての指導や間違って理解している部分の修正を行います。
この最後のやりとりが一番成績を伸ばします。
こういうことを毎日毎日繰り返す。そして管理された自立学習から、本当の自律学習へ向かっていくのです。