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小テストで満点を目指してほしい理由

30秒で読むまとめ

満点を取れなければダメ、という話ではない。
範囲の狭い小テストで満点を目指すことは、「やれば届くものを最後まで詰める」経験になる。
取れなかった理由を確認し、次の行動を変えることで、自分なりの努力の基準を少しずつ上げていく。

やる気はある。

ただ、勉強が得意なわけではない。

そういう生徒は決して少なくない。

学校の定期テストでは40点から60点くらい。

得意な教科なら、70点くらい取れることもある。

そのくらいの位置にいる子ほど、範囲の決まった小テストでは満点を目指してほしいと思っている。

満点を取れなければダメ、という話ではない。

満点を目指そうとしないことが問題なのである。

範囲が決まっているものは、満点を目指す

たとえば、英単語の小テストや漢字テスト。

漢字テストは、事前に範囲が決まっている。

英語の小テストも、事前にほぼ同じ問題が配られていることがある。

こういうものは、満点を目指すべきである。

「9割取れればいい」

という姿勢で取り組むものではない。

もちろん、定期テストでも満点を目指し、取れない理由を一つずつ潰していく姿勢は大切である。

ただし、定期テストで40点から60点くらいの生徒が、すべての教科を満点まで仕上げるのは簡単ではない。

範囲が広い。

教科も多い。

覚えることも多い。

まだ理解できていない単元もある。

そうなると、「全部を満点まで仕上げる」という経験を、定期テストだけで積むことは難しい。

結局、

「ここまででいいや」

「このくらいでいいや」

と、途中で終わらせる経験が増えていく。

だからこそ、まずは範囲の狭い小テストで満点を目指す。

「まあ1問くらい」で終わらせない

間違えたものを、そのままにしない。

もう一度覚え直す。

「まあ1問くらい」

「90点ならいいでしょう」

で止めず、満点にこだわる。

何回かやり直しをして、取れなかった原因を潰す。

次は同じ落とし方をしないようにする。

そういう練習を、小さなテストで積んでほしい。

定期テストでいきなりやれと言っても難しい。

だから、まずは満点を目指せる範囲のものから始める。

小テストは、そのためにちょうどよい。

小テストで満点を目指すことは、「やれば届くものを、最後まで詰める」という経験を積むことである。

基礎の9割では、定期テストで崩れることがある

小テストのような基礎問題で9割取れている状態は、一見すると悪くない。

しかし、基礎問題で1割の穴が残っているということは、定期テストではもっと大きく崩れる可能性がある。

基本の形が曖昧なら、少し聞かれ方が変わっただけで止まる。

同じ問題ならできても、条件が少し変わると手が動かなくなる。

基礎問題で「9割できたからいい」と勉強を止めてしまえば、定期テストでは7割から8割程度しか取れない状態につながることもある。

だから、範囲が狭く、やれば満点に届くものについては、穴を残さず仕上げる。

もちろん、本番では思い出せないこともある。

うっかり間違えることもある。

それでも、満点を目指して準備したうえで落としたのであれば、悔しいと思える。

そこで強く印象に残った間違いは、次にはしにくくなる。

「自分なりに頑張った」の基準を低いところで固定しない

「だいたいできた」

「まあいいか」

「9割できているからいいでしょう」

「90点だよ?」

そう思う気持ちは分かる。

もちろん、努力したこと自体を否定するつもりはない。

勉強が苦手な子が机に向かうだけでも、以前より前進していることはある。

ただ、その次が必要です。

もう一回やれば、満点に近づく。

覚え直せば取れる。

見直せば防げる。

間違えた理由を確認すれば、次は変えられる。

そういう範囲のものを、「まあいいか」で終わらせない。

「自分なりに努力した」という基準を、低いところで固定してほしくない。

満点が取れなかったら、理由を次に生かす

満点を取れたら、それは達成感になる。

努力して届いた、という経験になる。

満点を取れなかったとしても、それで終わりではない。

悔しいと思えばよい。

なぜ落としたのかを見ればよい。

  • 覚え方が足りなかったのか
  • 練習量が足りなかったのか
  • 確認が足りなかったのか
  • 雑に取り組んだのか

それを次に直す。

定期テストで50点前後の子には、この経験が圧倒的に少ない。

定期テストは範囲が広く、仕上げ切る前に本番が来る。

提出ワークを終わらせるだけで、精一杯の生徒もいる。

それでは、

「あと少しで届いた」

「ここを直せば次は取れる」

という経験を作りにくい。

だから、範囲の狭い小テストでその経験を作る。

やれば届くものを、やり切る。

届かなかったら、理由を見て次につなげる。

そうやって、努力の基準を少しずつ上げていく。

子ども任せにすると、「まあいいか」で止まりやすい

これを子どもが一人で続けることは、簡単ではない。

人間は基本的に妥協する。

面倒なことは後回しにしたくなる。

「まあ、このくらいでいいか」と思いたくなる。

勉強が得意ではない子にとって、できなかった問題をもう一度やり、覚え直し、満点まで詰めることはかなり面倒な作業である。

だから、

「もう一回やる」

「どこで落としたかを見る」

「覚えたつもりで終わっていないか確認する」

「満点を目指すなら、あと何をするか考える」

ということを、毎回自分だけで行える子は多くない。

家庭で確認できるのであれば、それでよい。

ご家庭でそこまで見るのが難しいのであれば、その監視監督に塾を使えばよい。

できるはずのことを、できるところまでやり切る。

ここを子ども任せにしない。

瀬谷松栄塾は、そこを見る塾である。

小テストで満点を取らせること自体が目的なのではない。

自分ができる努力のハードルを、低いところで固定させないためである。

「このくらいでいいか」で勉強を終えていませんか。

できる範囲のことを最後まで仕上げ、次の行動へつなげるところまで確認します。

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2026.07.27 Monday