瀬谷松栄塾 三ツ境校

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「やりたいこと」が見つかるまでに、必要な準備がある

30秒で読むまとめ

子どもの意思を尊重することは大切である。
しかし、自分で選択できる力や経験がない状態で「好きに選びなさい」と任せることは、本当の意味での尊重とは言えない。
将来、自分で選択できるようになるために、必要な経験や基礎を身につける時間が必要である。

「本人の意思を尊重しましょう」

最近、教育の場でも家庭でも、この言葉をよく聞くようになった。

もちろん、子どもの気持ちや考えを大切にすることは必要である。

将来の進路や生き方は、最終的には本人が選択していくものになる。

親がすべてを決め、その通りに進ませることが正解という時代ではない。

しかし、一方で考えなければいけないことがある。

本人の意思を尊重することと、本人任せにすることは違う。

選択するためには、材料が必要である

例えば、高校や将来の仕事について考えるとき。

「好きなように選んでいいよ」

と言われても、すぐに答えられる子は多くない。

なぜなら、選択するためには材料が必要だからである。

どんな学校があるのか。

どんな仕事があるのか。

自分は何が得意なのか。

逆に、何が苦手なのか。

どんな努力なら続けられるのか。

こうした経験や知識があって、初めて自分に合った選択ができる。

何も知らない状態で、

「自分で決めなさい」

と言われても、それは自由ではなく、ただ判断を任されているだけになってしまう。

選択肢を増やすための準備が必要

子どもの将来を考えたとき、大切なのは「今すぐ夢を決めること」ではない。

中学生の段階で、将来やりたいことが明確に決まっている子はそれほど多くない。

だからこそ、興味を持ったものに挑戦できる状態を作っておくことが大切である。

そのために必要になるものが、

・基礎的な学力

・毎日取り組む習慣

・分からないことを解決する力

・必要なことを継続する力

これらは、単に学校の成績を上げるためだけのものではない。

将来、自分で選択するための土台になるものである。

「やりたいこと」が見つからないことは問題ではない

中学生の段階で、

「将来はこの仕事に就きたい」

「この分野を学びたい」

とはっきり決まっている子は、それほど多くない。

むしろ、まだ何をしたいのか分からない子の方が普通である。

だから、無理に早い段階で人生の答えを出す必要はない。

大切なのは、興味を持ったものが見つかったときに、そこへ進める状態になっていることである。

「やりたいことがない」

ということと、

「何も準備しなくていい」

ということは違う。

選択肢を増やすためには、選択する前の準備が必要である。

親がすべて決める必要はない。しかし、関わる必要はある

もちろん、親が子どもの人生をすべて決めるべきではない。

どの高校へ行くのか。

どんな仕事を選ぶのか。

最終的には本人が決めることである。

ただし、そのために必要な経験や環境を用意することは、保護者の大切な役割でもある。

例えば、子どもが勉強の必要性をまだ感じていないとしても、

「本人が必要だと思うまで何もしない」

という対応が必ずしも正しいとは限らない。

なぜなら、必要性を感じるためにも、まず経験が必要だからである。

勉強した結果、できるようになった経験。

努力したことで変化した経験。

苦手なことでも続けた経験。

そうした経験が、自分で考えて行動する力につながっていく。

大人の役割は、答えを決めることではなく、土台を作ること

子どもの将来を心配するあまり、すべてを親が決めてしまう。

これは望ましい形ではない。

一方で、

「本人が決めることだから」

と言って、必要なサポートまで手放してしまうことも違う。

大人の役割は、子どもの代わりに人生を選ぶことではない。

将来、自分で選べるようになるための土台を作ることである。

勉強の習慣を作る。

期限を守る経験をする。

失敗したときに修正する方法を覚える。

分からないことを、そのままにしない習慣を作る。

こうした力は、どんな進路を選んでも必要になる。

自立とは、誰にも頼らず最初から一人で進むことではない。
必要な支えを受けながら、自分で進める力を身につけることである。

瀬谷松栄塾では、勉強を教えるだけではなく、生徒自身が考え、行動し、将来の選択肢を広げられるようになることを大切にしています。

今すぐ将来の夢が決まっていなくてもよい。

ただ、いざ何かを選びたいと思ったときに、

「学力が足りない」

「続ける力がない」

「必要な努力ができない」

という理由で選択肢を失ってしまうことは避けたい。

そのための準備をする時間が、学生時代なのだと考えています。

学習習慣や家庭での勉強について悩んでいませんか。

瀬谷松栄塾では、目先の点数だけでなく、自分で学び続けるための土台作りを大切にしています。

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2026.09.20 Sunday